小学生になると性に興味を持つ子も性被害に巻き込まれる子も出てきます。
またスマホの普及により誤った知識を身につけてしまうことも少なくありません。
日本の性暴力の現状 内閣府の調査によると、女性の14人に1人、男性の100人に1人が、「無理やり性交等を受けた経験がある」と回答しています。 つまり、日本の女性のおよそ464万人、男性のおよそ61万人が被害にあったことがあると推定できます。
- 強制性交等・強制わいせつ認知件数:計6363件
- 児童買春及び児童ポルノ事件の認知件数:計3665件
とどれも前年度に比べて増加傾向にあります。
海外では犯罪者に対して身体的去勢を行う国も出てきています。
それほど性犯罪は子どもや女性に対してとてつもなく重い心の傷を負わせます。
そんなことが起きないように性についての教育を保護者が責任をもって行わなければいけません。
ただ、性教育が大切だとは分かっていても、子どもに性について話すのはちょっと抵抗が…。
と考えている保護者も多いのではないでしょうか。
そんな時には、本の力を借りて子どもと共に親も学んでいく必要があります。
この記事では性教育の手助けになる、おすすめの性教育の本【小学生向け】をピックアップしました!
12歳までに知っておきたい 男の子のための おうちでできる性教育
思春期の入り口に立った男の子が知っておきたい
「性の知識」をわかりやすく紹介しています。
マンガ・イラスト図解・全編フリガナつきの読み物で、
子どもひとりでも、家族でも読める1冊となっています。
主に下記の内容に触れています。
・これから起こる体の変化と対応法
・家族や友達との距離感が変化し、心にも変化が訪れたときの対応法
・SNSや友達同士の噂に惑わされないための正しい「性の知識」の身につけ方
・体と心の変化に困ったとき、悩んだときの相談先の見つけ方
レビュー・口コミ
購入者 見やすく読みやすい内容で、子どもだけでなく親も学ぶことが多くある本でした。 |
わたしの心と体を守る本 マンガでわかる!性と体の大切なこと
「性について教えるべきか…」
「性被害が増えてきている…被害者にも加害者にもならないように気をつけなきゃ…」
「いざ教えるとなると難しいな…」
思春期を迎えるわが子に「性」についてや、自分を大切にすることについて教えたい。
でも、説明が難しい…
そんな多くの親御さんの悩みに応える本となっております!
本書では、全国の小・中・高校1000校以上で
性教育を行ってきた産婦人科医の先生が
子どもたちにどうしても伝えたいことを
漫画とイラストでわかりやすくまとめてくれました。
主人公は小6の生徒ですが、小学校中学年からも読める内容となっています。性交についてもわかりやすくイラストで解説しているので、いやらしくなく自然と読めます。
レビュー・口コミ
購入者① 子供と一緒に学ぼうと購入しました。 絵も可愛くてわかりやすく、子供も読みやすそうです。 |
購入者② 思春期ならではの疑問や不安に優しく答えてくれる本です。 現代ならではの問題にも対応してくれています。 娘のために購入しましたが親も勉強になる本です。 |
13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと 単行本
小学生高学年頃の男の子、少しずつ心や体が変化していきます。
性器の大きさや形のこと、好きな子について、性に関する興味、こんなことが普段から頭の中をかけめぐります。
本書では性器のことはもちろん、親から伝えづらい部分をわかりやすく解説してくれます。
性教育の入り口におすすめです。
レビュー・口コミ
購入者① 中1息子の反応は、こんな事、書いちゃっていいの!?と驚きつつも読んでます。 (もう少し早く買っとけば良かった。) 小三息子は、ふーんって感じで読んでます。 性教育、大切だけど、どうやって教え、伝えればよいか分からない私にとっては、 少し気楽になれる一冊なのかな…。 |
購入者② 2年前に娘に購入した女の子バージョンがよかったので、今回は小4の息子のために購入。 本人はまだ読んでいませんが、私が読んだところわかりやすくてたまに笑えて、 とても読みやすい本です。 性教育を始めるにはちょうど良い本で、買ってよかったです。 |
サッコ先生と! からだこころ研究所小学生と考える「性ってなに?」
性教育とは人間教育。
幼児期からプライベートゾーンを教え、自分を大事にする、人を大事にする、嫌なことをされたらいやと言えるようにする、自分の身を守れる、子どもから大人への変化を知ることだと思います。
本書はそれが全て含まれています。
体と心、性について学ぶ。
「自分や周囲の人を守る」「自分の体を好きになる気持ちを育むこと」この2つの意味で大切となります。
まずは大人が読んでみてから、思春期の入り口にいる子どもたちへ渡してあげてください!
親子でいっしょに読んでもOK。子どもがひとりの時間にじっくり読んでもOK。
たのしくポジティブに「性」のことを学べる本となっています。
レビュー・口コミ
購入者① 小学生になったばかりの子どもの性教育によい本はないかと探していた中の一冊。 こちらの本がよかったのは、「性交」の記載がありながら、それが全て言葉で説明されている点である。 私は、それでは本当の性教育ではないと言われてしまうかもしれないが、どうしても性交を絵で説明していることに抵抗があった。 こちらの本の中では言葉で説明されているため、それが読めるような年齢にならなければわからないというところがミソである。 実際、言葉にはすべてルビがふってあるので我が子でも読もうと思えば読めるのだが、はじめの方をいくらかめくってやめてしまった。 今はそれでいいと思っている。 絵本での性教育は進めているので、次のステップの本として、こちらを用意しておき、そのときが来るのを待ちたい。 |
購入者② 公園にて大声で性の知識を披露している子どもたちを見かけ、我が子がこんなことをしてしまったらと不安になり、こちらを購入。 何でもネットやSNSで知れてしまう時代ですから、隠すよりも正しい知識やマナーを身につけてもらいたいと思いました。 子どもに渡す前に自身も読んでみましたが、こちらの本は伝えたいことがわかりやすく書かれていて、小学生でも読みやすいと感じました。 性に向き合うきっかけにおすすめです。 |
女の子だから、男の子だからをなくす本
最新のジェンダー知識と、子どもたちの権限(エンパワメント)のために、
韓国の「ジェンダー教育」現場で生まれたロングセラーです。
日本でも多数のメディアで紹介され、全国の小・中・高校で読まれています。
性別の枠組みから自由になれる、大人が読んでも学べる本となっています。
性教育といっても性交などの分野だけでなく幅広くあります。
SEXなどはまだ少し早いという小学生には性別に関する性教育から始めても良いでしょう。
レビュー・口コミ
購入者 涙が出てきた。子供の頃にこのような考えがあるよ、大丈夫だよと言ってもらえたら…。 無意識の差別、擦り込まれている情報を正すのは難しい。 何が正しいのか誤っているのか、おかしいのかおかしくないのか。 すべてを認めあって誰もが自分自身を開放、才能を発揮できる世の中になって欲しい。 |
まとめ
今回は性教育の本【小学生向け】におすすめの本を紹介しました。
ただ性教育は本を与えればOKというわけではありません。
親も子も一緒に学び、しっかりと話し合うこと。
これがとても大切です。
こちらも参考になるのでぜひ!
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