近年、グレーゾーンと言われる児童も増えてきており発達障がいを持つ保護者や、発達障がいをクラスに持つ教員にとっては「どうすればよいのか・・・」と悩みや不安も尽きないのではないでしょうか？
身近に専門的な知識を持っている人や同じ悩みや不安を抱える保護者などがいれば相談もできるでしょうが、なかなか難しいでしょう。
この記事では、発達障害が理解できるおすすめの本を紹介していきます。
発達障がいをもつ子どもとどのように接していけばいいのか、ヒントを得ることができますのでどうしたら良いかわからない場合のきっかけになればと思います。
発達障がいとは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害です。
発達障害は外見からは分かりにくく、その症状や困りごとは個人差があります。
この記事で紹介している本読めば、発達障害に対する正しい理解が出来ると思われます。
発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法
発達障害の兆候はあっても診断はおりない「グレーゾーン」のケースがいま増えています。
「グレーゾーン」は障害未満でありながら、ときに障害を抱えた人よりも深刻な困難を抱えやすいですが、「グレーゾーン」と判定されるケースは幅広く、適切な対応ができていないことも多くあります。
大切なのは、その人の特性をきちんと理解し、適切なサポートにつなげていくことです。
この本では、豊富な臨床経験をもつ精神科医が「グレーゾーン」の生きづらさの正体と対策についてわかりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
| 購入者① 福祉制度を利用されていない発達障害グレーゾーンとされる方のことを 知るのに分かりやすい内容だと思います。 |
| 購入者② 精神科医の岡田尊司先生が執筆された新書で、医学用語は出てきますが、小難しさはゼロです。 本のタイトルである『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』という言葉が 示すように、発達障害と、発達障害に似ているけど診断には至らない人の、 それらのタイプにはバリエーションがあって、まずはそのバリエーションを「理解」して、 そしてその「克服法」。本書だけで完結している内容ですが、本書を踏まえたうえで続刊も読むと、 続刊のほうは「克服法」の事例と指南がより豊富になっていて、続刊のタイトルが示す 『発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン』。まさにレッスン=生きかた指南になっています。 |
マンガでわかる もしかしてアスペルガー！？ ～大人の発達障害と向き合う～
「人付き合いが苦手」「空気を読めない」大人のアスペルガー症候群を、マンガで分かりやすく解説し、トラブルの解決法を紹介しています。
「人づきあいが苦手」「空気が読めない」「人間関係のトラブルを起こしがち」などの対人コミュニケーションを苦手とする特徴があるアスペルガー症候群は、発達障がいの一種で、最近では大人のアスペルガー症候群の人も増えています。
この本ではアスペルガー症候群について、マンガを中心にして分かりやすく解説し、どのようにしたらさまざまな問題を解決できるようになるかをわかりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
| 購入者① 引き込まれて一気に読んでしまいました。 自分も部分的にアスペルガーなのかなと認識し 今後に生かして行こうと思います。 みなさんにお勧めの本です。 それにしてもこんなにいい本が実質無料で手に入るとはありがたいことです。 |
| 購入者② アスペはビジュアルシンキングという所に納得した。 アスペの本は何冊も読んだが、マンガで書かれた本書が一番理解出来たので。 アスペの人におすすめです。 |
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ
親子が笑顔になれる「言葉かけ」「行動のコツ」がわかります!!
親からの適切な「言葉かけ」で、発達障害の子どもは大きく伸びる！
家庭で楽しみながら行える、ABA（応用行動分析）を利用した「言葉かけ」の方法を
具体的にわかりやすく紹介しています。
レビュー・口コミ
| 購入者① 発達障害とは書かれてますが、子育て本としても良い本。 褒めて伸ばすがどういうものか。自己肯定感をもたせるとか。 いろんな本がありますが、説明も簡潔でわかりやすいし、絵も豊富なので理解しやすい。 専門家ではなくて、実際に子育てを通してなので共感する部分も多いのでは。 本では理解できても、実際の行動、言葉がけは今までの自分の癖があり難しいものもありますが、 少しでも気づくことができて治せれば子供も変化してくるのでは。 |
| 購入者② 小学校入学後に診断がついた息子にどう接すれば良いか悩んでいた時に、 こちらの本を某ブログで知りました。内容的には未就園児くらいから低学年くらいまでが 対象かなという気がしました。 健常なお子さんでも関わる大人として知っていると良い内容だと思います。 個人的には、母親の一方的な物言いに子供が涙ぐんでいるイラストを見て これまでの自分をとても反省しました。 もっと早く出会えていれば良かったと思える本でした |
イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本
「落ち着きがない」「友だちと上手に接することが出来ない」「何度言っても忘れてしまう 」こうした症状は、もしかして、発達障害かもしれません。そして、困らせてる子供自身が、「困っている」のです。まずは気づく、そして理解し、寄り添うことが大切です。本書では気になる症状から、その特性を理解できるようやさしく解説し、具体例を交えてアドバイスしてくれます。
とにかくイラストが見やすくおすすめです。
レビュー・口コミ
| 購入者① あまり本を読まない主人にも、発達障害の特性を知ってもらいたくてこの本を購入しました。 文字ばかりの本だと途中で読まなかったのですが、この本だと最後まで読み終えることができました！実際に困った行動をする子供に対して「本の通りやなぁ」と、前よりも冷静に対応してくれるようになったので、子供も主人に対して話を聞くようになってきたと思います。 また、子供の特性を難しくとらえていた祖父母も、この本を読んで「なるほどと思った」そうです。 |
| 購入者② 先日、自閉スペクトラムと診断された息子を知る為に購入しました。 自分の子育てが、良くなかったのかと悩んでいましたが、この本を買って読んでホッとしました。 読みやすくて2日で読んでしまいました。 勿論、全部の症状が当てはまる訳ではないですが、今後どうしたらいいのかと、大きな目標が出来て 購入して良かったです。 |
学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
「学校・学級選び」「友だち関係」「勉強」「登校しぶり」…などなど
この本を読めば、発達障がいの子どもたちの困りごとを理解することができます。
発達障がいの支援で、最も重要なことは二次障害を予防すること。そして、二次障害が生じたときにその悪化を防ぐことです。
そのためには、学校が子どもたちにとって楽しく学べる場である必要があります。
発達障がいのお子さんは、「多数派」「平均値」「友だち」に合わせなくてもいい――とはいうものの、学校とは「多数派」「平均値」「友だち」に合わせるべき最たるところ。
いったいどうやって、発達障がいの子は学校と折り合いをつけていくのかを解説しています。
レビュー・口コミ
| 購入者① 発達障害の子を持つ親や、学校の先生にはぜひ読んでもらいたい本。 どんなことを学校に期待すればよいのか。学校をどのような場にしていくのか。 これからの学校教育をどのようなものにするのか。 「おわりに」に書かれた「子どもたちを追いつめるのは、もうやめませんか？」の言葉が 切実に感じられた。 具体的には、親と学校のコミュニケーションの取り方がとても参考になる。 「要求」ではなく「相談」。 |
| 購入者② 今年度出会った子供たちの中で気になる子供がいたので、 何か参考になることはないかと手に取りました。 とても解りやすく書かれていて、親の立場、先生の立場、協力して出来ること、 と書かれているところは良かったです。 障害の有る無しに関係なしに、子供ひとり一人にあった環境で学べたら健やかに 育っていくだろうな～と思いました。 また、書名には「発達障害」と書かれているけれど、 そうでない通常学級に通う子供を持つ人が読んでも参考になるのではないかと思いました。 |
まとめ
発達障がいやグレーゾーンの認知は近年拡大してきていますが、やはりなかなか受け入れられない環境も多く、いじめなどの対象になるケースも少なくありません。
発達障がいを持つ保護者だけでなく、子育てや教育に関わる方にはぜひ読んで理解を深めて頂ければと思います。
コメント